2007年 10月 01日
素直な気持ちにふれた時 |
日常の世界では、
どこでも境界線が引いてあるわけでもないし、
すべての所有物に名前が書いてあるわけでもありません。
だから、情報の読み取りにくさという
特性を抱えたkouは、
何処までが自分のもので
何処からが相手のもの・・ということを
理解することがとても苦手です。
以前は
帰りが遅いお父さんの分の夕食を食べてしまったり、
きょうだいの分のおやつを食べてしまったり
お友達の飲みかけのジュースを飲んでしまったり・・
ということがよくありました。
その時は、自分の「食べたい」気持ちに
素直に反応していただけだったのです。
ある時から、
自分の持ち物や場所には本人の写真を貼ってみたり、
食事の時にトレーを使って各自の分を伝えてみたり、
残り物のラップの上にお父さんの写真を乗せて
「これは、お父さんのです。」
と、伝えてみるようにしました。
すると、
自分の物がはっきりしてきたのか
他の人の分を食べたり飲んだりすることが
少しずつ減ってきました。
(ま、今でも、妹が隠しておいたおやつを
食べてしまいトラブルになることはありますが・・)
昨日も、カップめん食べたかったみたいけど
これは、「お父さん」のですと
説明したら分かってくれて
食べずに、そのまま置いてありました。
情報が分かれば
疑うことなく、こちらを信頼してくれる
自閉症の人の素直さに触れるたび
こちらのほうが
「はっ」
とさせられることばかり。
そんな時、彼らが日常生活の中で
翻弄されることがないよう
もっと、もっと学ぼうと思うのです。
どこでも境界線が引いてあるわけでもないし、
すべての所有物に名前が書いてあるわけでもありません。
だから、情報の読み取りにくさという
特性を抱えたkouは、
何処までが自分のもので
何処からが相手のもの・・ということを
理解することがとても苦手です。
以前は
帰りが遅いお父さんの分の夕食を食べてしまったり、
きょうだいの分のおやつを食べてしまったり
お友達の飲みかけのジュースを飲んでしまったり・・
ということがよくありました。
その時は、自分の「食べたい」気持ちに
素直に反応していただけだったのです。
ある時から、
自分の持ち物や場所には本人の写真を貼ってみたり、
食事の時にトレーを使って各自の分を伝えてみたり、
残り物のラップの上にお父さんの写真を乗せて
「これは、お父さんのです。」
と、伝えてみるようにしました。
すると、
自分の物がはっきりしてきたのか
他の人の分を食べたり飲んだりすることが
少しずつ減ってきました。
(ま、今でも、妹が隠しておいたおやつを
食べてしまいトラブルになることはありますが・・)
昨日も、カップめん食べたかったみたいけど
これは、「お父さん」のですと
説明したら分かってくれて
食べずに、そのまま置いてありました。
情報が分かれば
疑うことなく、こちらを信頼してくれる
自閉症の人の素直さに触れるたび
こちらのほうが
「はっ」
とさせられることばかり。
そんな時、彼らが日常生活の中で
翻弄されることがないよう
もっと、もっと学ぼうと思うのです。
by komo68
| 2007-10-01 10:57
| ひとりごと